初めてのwebブランディング。定義からメリットまで徹底解説!

企業の規模を問わず、近年ますますその重要性が注目されている企業ブランディング。

オムニチャネル化が進む現代において、企業ブランディングは事業の成長や発展、差別化のために欠かせません。

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★「オムニチャネル化」とは?

企業とユーザーとの接点となるチャネルを複数設け、ユーザーにアプローチする戦略のこと。

近年、SNSやスマートフォンの普及によりユーザーは1つのサイトだけをみて商品やサービスを購入するということが減ってきています。

そこで企業側がユーザーのニーズに併せ、SNSやECサイトなど複数のプラットホームで自社のサービスを提供することで、ユーザーが欲しい商品を好きな時に、好きな場所(プラットホーム)で購入できるようにする戦略がオムニチャネルと言われています。

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そこで今回は、「Webブランディング」にフォーカスし、その目的やメリット、必要な対策についてご紹介します。

webブランディングとは?

そもそも「ブランド」とは「競合他社との優位性を明確にし、自社を指名買いしてもらうための要素(サービスの品質、サービス名、ロゴなど)の総称」であり、「ブランディング」とはブランドを構築するための施策全般を指します。

そしてそのブランド構築をインターネット上で行うのが「Webブランディング」と呼ばれています。

webブランディングの目的

Webブランディングは、ユーザーがブランドを認知し、ブランドのファンになってもらうことを目的とし、最終的にお互いにとって大きな「ベネフィット」を満たすことが最終ゴールとされています。

★ベネフィットとは?—————

ベネフィットとは、直訳すると「利益」「恩恵」「便益」です。マーケティングにおいては「顧客が商品やサービスから得られる効果や利益」と言われています。

例えば、GoogleやFacebookは以下のベネフィットを掲げブランディングを行っています。

【Google】

我々の使命は世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて、使えるようにすることです。

【Facebook】

人々にコミュニティー構築の力を与え、世界の絆を強める。

このように、「このブランドはユーザーに、どのようなベネフィットを提供してくれるのか?」といったメッセージを伝え、それを体現していくことで、ブランドの価値を高め、ユーザーの満足度を高めていくことが目的とされています。

webブランディングのメリット

 ユーザーの詳細情報収集が可能

WebサイトやECサイトのブランディングを強化することにより、閲覧数が飛躍的に増え、ユーザー情報やサイト上の行動パターンなど、様々な情報を収集することが可能となります。

そして、Webサイトに訪れたユーザーの情報や行動パターンを数値化・データ化することで、改善箇所の洗い出しが可能となり、PDCAを回すことで、ユーザー満足度の高いサイト構築が実現し、ブランド価値の向上につなげることができます。

 ユーザーとダイレクトコミュニケーションが可能

冒頭で述べた通り、近年はオムニチャネル化が進み、ユーザーは一つのサイトだけで商品やサービスを購入することが減ってきています。

その対策として、Webサイトだけでなく以下のオンラインメディアも強化することで、ユーザーとダイレクトなやりとりが可能となります。

◉オンラインメディアの種類

1.SNS

・Facebook

・Twitter

・Instagram

2.動画メディア

・YouTube

・TikTok

3.音声メディア

・ボイシー

・ポッドキャスト

stand.FM

4.記事メディア

・note

・アメブロ

・はてなブログ

こうしたメディアをWebサイトと上手く両立させ強化していくことで、ユーザーと企業の距離を縮め、よりインタラクティブにユーザーとコミニュケーションを図ることができます。

 費用が抑えられる

Webブランディングを強化することで、広告コストを抑えることができます。

多くの企業は以下の媒体に広告費をかけることが多いと思います。

・Google/yahooなどのインターネット広告

・テレビCM

・タクシー広告

・新聞広告

など、マス向けに行う広告コストは膨大です。

しかし、Webブランディングを強化することで、これらの広告費が減ってくるため、コスト削減が実現します。

例えば、スターバックスコーヒーはインターネット広告やテレビCMを行わないことで有名です。

スターバックスコーヒーのブランディング戦略は広告に依存することなく、「店舗づくり」や「SNSでの拡散」、「根強いファンを掴む期間限定商品」、「徹底した人材投資」「マニュアルなしの接客」など、情緒的価値をPRしていくことでブランド価値を向上させ、「選ばれる店舗」へと成長させることができました。

webブランディングの効果を最大限に。必須対策3選!

 ターゲットと打ち出したいブランド価値の設定

多くの企業がWebブランディングを進めるにあたり陥りやすいのが

「Webブランディング=HPリニューアル」だと勘違いしている点です。

最初はペルソナ設定と呼ばれるターゲットの絞り込みや、SEOを意識した記事更新を行ったり、Googleマイビジネスを継続的に更新するといった、継続的な更新からで十分です。

しかし、多くの企業はいざWebブランディングに取り掛かろうとすると「広告」や「HPリニューアル」など、最初から「手段」のところから入りがちです。

しかし、「広告運用」の前にもっと初期の段階からやるべきことは沢山あります。

まず施策の初期段階は、一歩引いた目線で競合リサーチを行い、

・それは本当に今やるべきことなのか?

・もっと他にやるべきことはないのか?

など俯瞰した視点で「方向性」を固めた上で、ターゲット設定やブランド価値の設定を行うことでやっとスタートラインに立つことができます。

 コンテンツ設計

Webブランディングは、「誰にどうやって価値を届けるか?」を考えるところから始まります。

しかし、いきなり「価値の届け方」を考えても、何が良い届け方なのかわからないと思います。

そのような場合は、一番成功している企業が、「どのような価値の届け方で成功しているか?」を収集し、「成功している理由」を言語化しながら自社のブランディングに落とし込んでいく方法が1番の近道です。

前述の通り、多くの企業はシナリオ(方向性)が整っていない中、手段(広告)やオペレーションに目がいきがちです。

しかしこれでは強豪ひしめく市場で目標・目的を達成することは困難です。

ですのでまずは方向性を固め、コンテンツを設計するところから始める必要があります。

【コンテンツ設計のポイント】

コンテンツ設計は、ユーザー視点で設計していき、ユーザー視点で「必要性」「優位性」「信頼性」「安心感」の4つの要素を満たしている必要があります。

そして、このコンテンツ設計がうまくいくと、集客や販促、宣伝などありとあらゆるシーンで他社競合との差別化を図ることができ、「○○といえばあの商品」と根付かせることができます。

 顧客・訪問者の時間獲得

自社のブランド価値を構築するにあたり、長期的にユーザーに自社の商品やサービスに興味・関心を持ってもらう必要があり、新規顧客の獲得やCPA(顧客獲得単価)の最適化は避けて通れません。

特に新型コロナウィルスによる影響でWeb施策が重要視されている昨今、自社の状況に適した集客施策を探している経営層の方も多いのではないでしょうか。

しかし、これだけインターネットやSNSが普及した現代において、企業が圧倒的な存在になるためには、プロダクトの魅力だけでは限界があります。

むしろプロダクトの品質はビジネスを成功させるために最低限の要因でしかありません。

そこで大切になってくるのが、ブランドの存在意義やビジョンをユーザーに理解しやすい「ストーリー」で伝えていく必要があります。

◉ストーリーを重要視するAppleの事例

例えば、ブランドのストーリー作りで世界を制したのが、Appleです。

時価総額2兆ドルを超えて、世界トップ企業になったAppleは、そのブランド作りにおいて「ストーリーテリング」を最大の武器としていると言われています。

生前スティーブ・ジョブスは下記のように語っています。

“世界で最も偉大な存在は「ストーリーテラー」だろう。ストーリーテラーはこれからの世代の人たち全体のビジョン、価値観、そして進むべき方向を示す存在である。”

確かに、ジョブスのプレゼンを聞くと、10万円以上するiPhoneもなぜか買ってしまうし、Appleというブランド、ひいては企業の価値を何十倍にも魅力的に伝える威力がありますよね。

これもストーリーを語るジョブズの魅力なのかもしれません。

また、ストーリーを重視するジョブスのスタイルはその後のアップルウォッチの動画にも体現されています。

この動画では、アップルウォッチがさまざまなライフスタイルに寄り添い、ユーザーをサポートする役割を、シーンごとにストーリーで表現しています。

宇宙のモチーフから始まり、心の中の小宇宙で完結する。そこにはスペックの話は一切出てきていません。

でも、観終わる頃には防水であること、音声認識ができること、衝撃に強いことなどの機能的な魅力も自然と理解できる動画の設計となっています。

つまりジョブズのストーリーテリングように、商品やサービスの「ストーリー」を発信し続けることにより、サービスに対してのファンが増え、それが顧客・訪問者数の時間獲得に繋がっていくのだと考えられます。

★ストーリーテリングとは?—————

ストーリーテリング(Story Telling)とは、文字通り「物語を伝えること」で、映画や小説、広告、プレゼンなどあらゆる分野で用いられている手法で、近年マーケティングの分野などで注目されている言葉です。

併せて知りたい「ナラティブ」

 視覚的な訴えかけ

ターゲット設定やコンテンツの方向性、ブランドのストーリーが明確になってきたら、それをどのように表現していくのかを考えていきます。

ユーザーが感じるブランドイメージと企業側が体現したいブランディングに矛盾が生じないように、ブランドのビジュアライズや言語化を行い、自社のブランド価値をデザインしていく必要があります。

この際の注意点としては、単にホームページを変えるだけでなく、ユーザーと接点のある販促物などもデザインしておくと、より自社のブランドイメージが世の中に浸透しやすくなります。

例えば以下のものです。

・手提げ袋や名刺、ファイルなどに企業ロゴやメッセージを記載する。

・社用車や営業車に企業ロゴやメッセージをラッピングする。

・看板でのブランド発信。

などなど、Webのみでブランディングを行うのでなく、リアルな部分にもしっかりと「デザイン」を取り入れブランディングを行っていくことで、オンラインとオフラインの双方で自社の魅力を視覚的に伝え、ブランド価値の高めていくことができます。

 webブランディングでのゴール(コンバージョン)を決める。

ここまでWebブランディングの目的やメリットについてご紹介させて頂きました。

しかし、いくらブランディングを行っても、反響までの導線が設計されていなければ、意味がありません。

ビジネスとしてブランディングを行っている以上、反響を増やし収益を増やしていく必要があります。

そして、ここで意識したのが、コールトゥアクション(CTA)とコンバージョン(CV)です。

★コールトゥアクション(CTA)とは?———————–

コールトゥアクションとは直訳すると、「行動喚起」を意味します。

例えば、企業のホームページで「資料を請求する」や「問い合わせをする」といったボタンを見たことがありませんか?

このユーザーに行動して欲しい内容を促すボタンや画像・テキストをマーケティング用語で「コールトゥアクション(CTA)」といいます。

★コンバージョン(CV)とは?———————–

コンバージョンとは、ざっくり説明するとWebサイトを運用するにあたっての「目標」のことで、略して「CV」とも言われます。

先程のCTAが「資料請求」なら、実際に資料請求が行われた数がCV数となります。

そして、Webサイトを運用する上で、このCV数をどれだけ獲得するかがKPIや目標となってきます。

近年、ブランディングを意識したWebサイトは増えてきていますが、デザイン重視のサイトが多く、ユーザーにとって満足度の低いWebサイトも存在します。

例えば、広告やSEO対策をしっかりと行い、多くのユーザーをサイトへ流入できたとします。

しかし、広告や検索から流入したものの、「結局このサイトは何ができるのだろう?」と肝心なところが伝わらなければ意味がありません。

そうならないためにも、最終的なCTAをしっかりと設置し、自社のストーリーとユーザーのベネフィットを満たせるサイト作りを心がける必要があります。

webブランディングに必要なgoogle対策「eat」

最後にGoogleのSEO対策の中で、近年重視されているのが「E-A-T」について解説させて頂きます。

Webブランディングを行う上で、Googleのアルゴリズムの変動には細心の注意を払い、低品質なコンテンツとして評価されないようにしなければいけません。

そのためには、Googleがどのような方針を持っているのか把握した上で、SEOに取り組むべきです。

E-A-Tとは?———————–

E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、TrustWorthiness(信頼性)の3つを意味するGoogleの検索順位の評価ポイントです。

「検索品質評価ガイドライン」に定められた重要な評価項目であることを留意し、専門性が高く、ユーザーからの信頼を集められる権威性の高いページを制作しなければいけません。

単にページの内容だけではなく、制作者や運営者に関する情報や評判も評価にとって重要になります。

Webブランディングを行う以上、ユーザーの利便性を重視しているGoogleの方針を理解し、E-A-Tへの配慮を欠かさないコンテンツ運営が必要となります。

まとめ

今回は、「Webブランディング」の基本概念や、その目的やメリット、必要な対策についてご紹介させて頂きました。

最近は、マス広告に頼らないWebブランディングを行う企業も増えてきました。

このインターネットが普及し、強豪ひしめく市場で目標・目的を達成するためには、ユーザーに「ファン」になってもらうことが必要です。

そのためには、「ユーザーがブランドの何に価値を感じているのか」という視点を重視し、ユーザーのベネフィットを満たしていくことが必要となります。

まずはその第一歩として、本記事で紹介した内容を基に、「自分たちはどのような価値をユーザーに提供できるか?」を考えてみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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