チームマネジメントとは?今、必要とされるには理由がある!事例と共に紹介!

「チームマネジメント」とは組織の目標を達成するために、チーム全体が動きやすくなるように調整したり、働きかけたり、仕組みを作ったりして、メンバー一人ひとりが最大の力を発揮できる環境をつくりあげていくことです。

「個人が一生懸命に仕事をしていれば、自然に目標は達成される」という考えも以前はあったかもしれませんが、年功序列や終身雇用の制度が崩壊し、様々な価値観が混在する昨今の労働環境では難しいのが実情です。

ひとりの力で成しえる仕事と、チームメンバー同士が助け合って成しえる仕事では、結果や生産性に大きな違いがあり、より効率的に成果を得るためには、チームワークの向上が必要不可欠です。

チームワークの向上は、チームメンバーの仕事に対するモチベーションを上げることにもつながり、そして、チームによる目標の達成はメンバーにとって大きな「働く意味」となります。

チームマネジメントが必要な理由

理由1.人手不足対策

少子高齢化によって生じる課題は、15〜64歳の生産年齢人口の減少に伴う、労働力の減少であり、戦後、生産年齢人口は増加を続け、1995年には8,726万人にものぼりましたが、その後は減少が続き、2015年には7,728万人、2022年には7,461万人となっています。

将来的には日本の生産年齢人口は、2030年には6,773万人、2060年には4,418万人と推計され、生産年齢人口が最も多かった1995年と比較しておよそ50%も減少すると見込まれています。

そこで企業においては、人手不足が深刻な社会ではどうすれば少ないメンバーでチームの生産性を上げていくかがポイントになり、個人の業務の見直しにより業務の効率化が急務となっています。

また新入社員の採用や育成にも時間とコストがかかるため、既存のメンバーの離職率を低下させることもチームマネジメントのひとつと考えられ、既存メンバーが働きやすい環境を整えることで離職率を抑えられます。

理由2.働き方改革の対応

日本政府がすすめている「働き方改革」においても、残業時間の減少や有給休暇の取得などが求められており、従来のような個人の取り組みだけでなく、組織単位での新たな改革が求められるようになりました。

チームマネジメントの目的は、組織全体の業務の効率化であり、それらが進めば、働き方改革に沿いながら生産性を上げ、さらには業績が上がることも期待できます。

理由3..多様な人材のチームワーク向上

チームマネジメントは、チームメンバーの入れ替わりや多様な国籍・雇用形態などに対応するためにも必要であり、チームリーダーがリーダーシップを発揮する必要があります。

リーダーによるチームメンバー一人ひとりへの適切なアプローチがあれば、個々の能力を最大限に発揮できる可能性が高まりますし、自由な発想が妨げられずメンバーが意見交換できます。

そのなかから時代に即した新しい切り口の商品や情報が形になることも期待でき、さらにチームワークが向上すれば「良いアイデアが生まれやすい」環境をつくることもできます。

チームマネジメントを成功させるポイント

1.コミュニケーション力

ビジネスの成功にはゴールの設定が不可欠であり、設定した目標はチームメンバー全員が共有できるように「いつまでに、何のために、どのような方法で、何をするのか」ということをメンバー全員が納得できるよう分かりやすく伝えなければなりません。 

また、精度の高い良い仕事をするためには「緊張」と「弛緩」の両方が必要であり、業務に真剣に取り組むことは大切ですが、過度に空気が張りつめた職場では良いアイデアは生まれにくく、時には場を和ますユーモアセンスも必要です。

2.スケジュール管理力

ビジネスでは一時的にうまくいっても持続させなければ真の成果とは言い難く、そのためには継続性、計画性が必要であり、さらに計画に沿って遂行しなければなりません。

中長期的な視点で持続可能性のある計画を遂行するにはスケジュールを綿密にたて、チーム全員が予定の進捗状況を把握し、スケジュールと照らしあわせながら業務をおこなうことが重要です。

3.コーチング力

チームで業務を進めていく際に、大きなミスやトラブル、チームメンバーの欠点があらわになることもあるでしょうが、ただ単に失敗や悪いところだけを取り上げて改善をせまるようなやり方は隠ぺい気質を根付かせてしまうのでNGです。

仕事にミスやトラブルはつきものと言えますし、ネガティブな部分ばかりに焦点を合わせて一方的な指導をするのではなく、メンバーの長所やスキル、人柄などポジティブな部分を見つけ、積極的に伸ばしていくことが肝要です。

チームマネジメント成功事例

1.Fringe81株式会社:「賞賛と評価」の見える化

2013年にマネジメントバイアウトによって独立後、広告事業を中心に10個のサービスを展開するFringe81株式会社は4年間で、従業員数が30名から約130名にまで増加し、爆発的な成長を遂げました。

しかし、急激な成長は社内のマネジメントがブラックボックスになってしまうという危機感があり、、従業員同士の「賞賛と評価」の見える化に取り組みました。

具体的には、「評価」を可視化すべく「発見大賞」という他薦MVP制度や、従業員全員が「互いにピアボーナス(成果給=Amazonギフト券)を送りあえる」シンプルなシステム構築です。

その結果、直近の3年間でのエンジニアの離職者はゼロとなり、東証マザーズへ上場を果たしました。

2.株式会社トライフォート:「マトリクス制組織」

ITベンチャー企業である株式会社トライフォートは、社員のほとんどがエンジニアやデザイナーといった技術系メンバーで構成されているため「マトリクス制組織」を採用しています。

同社で運用されているマトリクス制とは、組織を技術単位とプロジェクト単位で縦横軸に区切り、両方に社員を所属させることで社員のパフォーマンスを引き出し、またそれぞれが持つ良さをきめ細かく評価するという仕組みです。

「こういうプロジェクトがやりたい」と「こういう技術がやりたい」といった2つのニーズに応え、社員のパフォーマンスを引き出し、その人を2つの側面から、適正に評価することができるメリットがあります。

3.星野リゾート:「現場スタッフから徹底した聞き込み」

社長である星野佳路氏は、2005年頃に40億円もの負債に苦しんでいた老舗旅館「旧いづみ荘」を、組織マネジメントで復活させ、「星野リゾート」のブランディングにも成功しています。

当時、従業員も危機感は感じていましたが、具体的な方策が見つからず、途方に暮れる日々でしたが、現場スタッフから、日頃の業務で感じることを徹底的に聞き込みこの結果から、自社の強みと目標が明確になりました。

聞き込みから「50代以上の女性のリピート率が高い」という結論に至り、コンセプトを「50代以上の女性をターゲットとした温泉宿」とし、明確化することで従業員のモチベーションも上がり、前年比10%増となるまでに回復しました。

まとめ

チームマネジメントは組織の成功を左右するため、誰をリーダーに据えるのかによってもまた大きく結果が変わることを意識しておく必要があります。

チームマネジメントに難しいスキルや知識は必要ありませんが、現状メンバーの長所短所などの特性を充分に理解し、どうゆう手法や組み合わせが効果的なのかを根気よく模索する努力がチームリーダーには必要です。

働き方が変化してきたことにより、個人と企業は相互選択の時代に入っており、企業としては、個人がその企業・チームに属する理由や意味を提供していく必要があり、そのことが企業存続の理由につながります。

企業の良し悪しは、上に立つ人間が行うチームマネジメントで決まるといっても過言ではなく、チームプレイを浸透させ個人の能力を最大限引き出す手法は、最小限のコストで、最大限の成果を生むことになります。

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