ミッションクリティカルとは?意味や    具体例を併せて解説!

ミッションクリティカルとは

ミッションクリティカルとは、「mission(任務・使命)」と「critical(必要不可欠)」をかけあわせた言葉で、業務遂行に必要不可欠なものを指すときに使われます。

ミッションクリティカルは、情報システムがダウンしたときなどによく用いられる言葉です。

例えば、金融機関の基幹業務システムが少しでもエラーを起こしてダウンすると、業務遂行に重大な影響が及ぼされます。

ミッションクリティカルシステムに、障害が発生した場合には、直ちに代替の措置を取れるように、厚いサポート体制を築いておく必要があります。

狭義のミッションクリティカル

一般的に、ミッションクリティカルとは、業務が滞ることによって社会や企業に損害を与えるような、社会インフラに必要不可欠なものを指すことが多いです。

詳しくは後述しますが、金融機関の基幹業務システムや電力会社の送電システム、医療システム、公共機関などをミッションクリティカルといいます。

広義のミッションクリティカル

社会や企業に影響を与えるわけではなくとも、個人にとってのミッションクリティカルになりえる例もあります。

仕事のデータが、全て入ったパソコンは、そのパソコンを使う人にとってのミッションクリティカルとなりえます。

ミッションクリティカルの関連語

ミッションクリティカルの関連語として、セーフティクリティカル(ライフクリティカル)とビジネスクリティカルがあります。

それぞれミッションクリティカルのひとつであり、システムがダウンしたときの影響範囲によって分類されます。

セーフティクリティカル(ライフクリティカル)

セーフティクリティカル(ライフクリティカル)とは、人命や治安に関わるミッションクリティカルのことです。

警察や消防の緊急通報システムや、航空機の飛行制御システムなどが、セーフティクリティカル(ライフクリティカル)に該当します。

細かく分類すると、セーフクリティカルは人の安全、ライフクリティカルは人の命に重きを置いた言葉になりますが、それぞれのシステムの影響範囲が近いため、同様の意味で用いられることも多いです。

ビジネスクリティカル

ビジネスクリティカルとは、社会全体に影響は及ぼさないとしても、ダウンするとその企業にとって致命的になるミッションクリティカルのことです。

具体的には、事故や盗難などにより紛失、流出する顧客データなどのことをビジネスクリティカルといいます。

ビジネスクリティカルは顧客の信用や企業の経営と結びついています。

ミッションクリティカルの例

ミッションクリティカルの具体的な例をご紹介します。

基幹業務システム

金融機関の基幹業務システムは24時間365日稼働している必要があり、そのシステムがダウンすれば企業や顧客に甚大な被害が与えられます。

金融機関の期間業務システムにアクセスが集中しても、システム障害が発生しないように、綿密な設計をしておく必要があります。

加えて、どんな企業でも、生産や販売、請求と言った業務の効率化が必要となるため、金融機関以外の基幹業務システムもミッションクリティカルになります。

更に、基幹業務システムは初心者やスキルの無い人でも扱えるようにする必要があります。

企業や部署によって生産管理システムや在庫管理システムなど、必要な基幹業務システムは異なりますが、システムがダウンした場合には業務が滞り企業に損害を与えるのは変わりません。

送電システム

テレビやパソコン、インターネットを利用する際に必要な電気を送るシステムもミッションクリティカルです。

地震などの災害で電気が止まると、連絡手段が絶たれるほか、電気を使う装置を動かすような作業を行うこともできなくなるため、送電システムがダウンしたときのために、蓄電システムを備えておく必要があります。

医療システム

医療システムは、セーフティクリティカルにも含まれるミッションクリティカルです。

医療システムがダウンすると、電子カルテの記載や処方箋の発行ができなくなったり、診療時間に大きな影響を及ぼしてしまう可能性が高まります。

医療システムは、サイバー攻撃の標的にもなりやすいため、セキュリティを強化しておく必要があります。

公共機関

救急救命や警察、消防などの公共機関の通信システムもミッションクリティカルであり、セーフティクリティカルでもあります。

地震などの災害時にも活動が止められることのないように、常に通信システムの接続ができるようにしておく必要があります。

ミッションクリティカルがダウンしたときの備え

ミッションクリティカルは停止や誤作動が許されません。

しかしながら、システムである以上どうしてもエラーを起こしてしまうことはあります。

ミッションクリティカルを扱うときには以下の備えをしておくことで、障害に対処できるようにしておく必要があります。

  • 機器・サーバーを複数備える
  • 予備サーバーの設置
  • 遠隔地へのバックアップ

詳しく解説していきます。

機器・サーバーを複数備える

基幹システムと同じ機能・役割をもった機器・サーバーを複数設置しておくことによって、システム全体の停止に備えます。

機器やサーバーを複数備えておくことで、負荷を分散させ、障害を起こりにくくさせる効果もあります。

予備サーバーの設置

予備サーバーを設置して待機させておくことで、障害発生時に速やかにサーバーを移行できるようにすることができます。

予備サーバーの待機の方法としては、常に電源を入れてデータを同期しておく方法、最低限の機能のみ稼働させておく方法、障害発生時のみ電源を入れる方法があります。

常に、電源を入れてデータを同期しておけば素早くサーバー移行できますが、コストがかかってしまいます。

もちろん、障害発生時のみ電源を入れる場合には、コストは節約できますが、サーバー移行に時間がかかります。

遠隔地へのバックアップ

予備システムを近い地域に設置した場合、災害で本番システムと共に故障してしまう場合があります。

遠隔地に、データをバックアップしておくことで、データの損失や継続的な稼働を図ることも、ミッションクリティカルを守る手段となります。

まとめ

ミッションクリティカルとは、業務遂行に必要不可欠なものを指すときに使われます。

例えば、金融機関の基幹業務システムや電力会社の送電システム、医療システム、公共機関などがミッションクリティカルに当てはまります。

人命や治安に関わるミッションクリティカルをセーフティクリティカル(ライフクリティカル)、企業にとって致命的になるミッションクリティカルをビジネスクリティカルといいます。

ミッションクリティカルシステムがダウンしたときの備えとして、機器・サーバーを複数備える、予備サーバーの設置、遠隔地へのバックアップなどが挙げられます。

ミッションクリティカルシステムに障害が発生した場合には、直ちに代替の措置を取れるように、厚いサポート体制を築いておく必要があります。

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